022025
私が大学生の時、同じサークルの子が、私の事を好きだという話を、本人からではなく、友人づてで聞きました。しかし残念ながら私はその子を好きではなかったのです。女子大生から好かれるという、甘美な現象にも関わらず、私はその事を聞いていないような素振りを見せ続けていました。しかしある日、その均衡は崩れることになります。

私が一人で落ち込んでいた時、その女の子は私を慰めてくれました。そして遂に告白されてしまったのです。その言葉に甘えて、私は彼女を抱きました。今思えば、若気の至りというのは、こういう事を言うんだろうなと感じます。というのも、抱く前までは、この子を好きになろうと決めたのに、抱いた後は、後悔の念しかわいてこなかったからです。やはり私はこの子を好きではなかったのです。

しかし彼女の想いは強いものでした。身体だけの関係でもいいから、続けたいと言い出したのです。自分が大好きな相手が、自分に気持ちがないのを知っているにも関わらず、身体を許す、これがどれだけすごいことか、若かった私にはわかりようもなく、都合よく彼女を利用し続けました。それでも彼女の気持ちは変わらなかったのです。その間にも私は彼女を作り、この関係を終わらせようとしましたが、結局彼女ともすぐ別れ、元の関係に戻ってしまいました。

それから一年半ほど、彼女の私に対する想いは変わらなかったのです。しかし、いい加減この関係を続けるのも良くないと思った私は、彼女とちゃんとつきあおうと話し合いました。彼女はその時は了承したのですが、私はそれから数日後に、彼女に振られました。他に好きな人が出来たのです。

周りからは、お前が振り向いた途端にそっぽを向くタイプだから、好きになる前にやめておけというアドバイスをずっともらっていました。そしてまさにその通りになってしまったのです。女子大生の恋愛ってなんなんだろうと、その時思ってしまいました。思いっきり自業自得なのですが。